前回の続き。。。
転倒して尻もちをつき台座の角に後頭部までぶつけてしまった5スターさん。
背中や腰に傷やアザは見当たらないのに、左鎖骨下方にアザが発見される何ともミステリーな事件が起こった。
この難事件解決に挑むのはマリリンこと5スターさんのお世話係の私である。
事件解決へのカギは。。。
①5スターさんが高齢者であること
②左鎖骨下のハレー彗星のようなアザが意味するもの
③「私の母は5スター」ブログをチェックせよ
先ず、①。
80代半ば、高齢の5スターさん。
高齢になると皮膚組織はかなり薄くなり、軽い衝撃を受けただけでも簡単にアザが出来てしまう。
よって、衝撃を受けた時点で本人は痛いと感じないこともあるのである。
次に②。
左鎖骨下に衝撃を受けたなら、その後5スターさんの健康にどんな影響があるだろうか?
左鎖骨下、その近辺にあるのは心臓だ。
そして③。
整形外科診察時にドクターは「2~3週間前に出来たアザだ」と言っていた。
ということは、3月28日~4月4日に原因となるアクシデントが発生したのではないだろうか?
さあ、ブログを見返すのだ!
マリリンは一つ一つ丁寧にブログをチェックすること10分。
これだ!!!
謎が解けたぞ!!!
4月2日にアップしたブログに注目だ。
5スターさんは3月31日に受診した循環器内科のクリニックで軽い心不全と診断されている。
「心臓エコー検査」これが原因だったのだ!!!
皮膚の薄い5スターさん、信頼できる白衣のドクターにエコー検査で使用するプローブでグイグイ押されても痛いとも何とも言えない。
または、さほど痛みは無かったのかもしれない。
ライトを落とした暗い検査室では緊張して力も入っていただろう。
私はその横で5スターさんの心臓がドクンドクンと聞こえてきたことで感慨深くなり、涙ぐんでるバヤイではなかった😅
ともあれ、このミステリーはお世話係マリリンの鮮やかな推理によりここリビングで解決となり、また平穏無事な生活が戻ってきたのであった。
めでたしめでたし。
※補足
マリリンが毎日のお世話の中で何故アザに気付かなかったのか?
それは、間接照明の中でお着替えのお手伝いをしていたことと、5スターさんは背中が丸くなっているので、患部がよく見えなかったのである。