ディサービスから帰宅後、お散歩に出かける用意をしていた。
事前の用意はもちろんしているけれど、タオル内にアイスノンのsettingや日傘を雨傘に変えてみたりと細々した名もなきプリパレーションがあるのだ。
こういった一瞬は母から目を離さざるを得ない。
母は歩けるから大丈夫と思って過信してしまいがちだが、待たせている時間が僅か10秒以内でも椅子に座らせることがベストである。
昨日はそれを怠ってしまったため、もう少しで尻もちをつかせてしまうところだった。
黄色いキッチンマットをソファだと思ったのか?腰を落とし始めて座ろうとしていた。
思わず叫びながら後ろから抱える。
あと1秒遅かったらと考えると、鼓動が速くなっていた。
同時に一大事にならずにホッと胸をなでおろす。
こちらの心配をよそに、歩くのが気持ちよさそうだねぇ。