介護士さん達がコロナに罹ってしまったことで、数日前に5スターさんはセンター長さんと1対1でデイサービスを過ごした。
これは特別なはからいで、5スターさんにとっても私にとってもなんて有難い1日だったんだろうと思っている。
その日デイサービスから帰って来た5スターさんは明らかにいつものそれとは違っていた。
直後から「いいよ~」「見る」「あれはどうした?」「これがね~」等々、言葉になっているものから◎✖※みたいな異次元語まで、こちらが話しかけなくても5スターさんから何度も話かけてくれる。
よほど丁寧に接してもらっていたんだろうな。
帰宅時にセンター長さんが「今日は2人だけだけど楽しかったね。お昼も大きなワゴンに1つだけトレーが乗ってゴロゴロ運ばれてきたんですよ。」
想像すると可愛らしくて「見たかったですー!!」と笑ってしまった。
連絡帳にも事細かに「施設内を手を繋いで散歩しました」、「私の話を聞いてもらいながら一緒に昼食を取りました」と。
あの広い空間と、センター長さんの優しさを独り占めしてたなんて、なんて贅沢な時間だったんだろう。
こんなことは最初で最後だろうな。
私も5スターさんにもっともっと話しかけたり、アプローチの仕方を変えてみたり、語彙が増えるよう努力しようと思った。